「私の子ども、ちょっと肥満気味・・・」
と、ちょっと心配になったことはありませんか?
子供がすくすく育ってくれるのは嬉しいですが太り過ぎは危険かもしれません。子どもの肥満は健康に悪影響を及ぼします。
かといって食べ盛りの子どもに食事制限は可哀想ですよね。また過度な食事制限は成長段階の子どもにはリスクもあります。
もし太り過ぎているとしたら、健康的に痩せさせたいですよね。
子どもの肥満が危険な理由と健康的に痩せられる方法を紹介します!
この記事を読めば子どもの肥満のリスクと肥満解消法が分かり、自分の子どもの健康を守ることに繋がります!
他の子どもと比べて「太ってる」と思っても、そうではない場合があります。普通体型の場合、子どものダイエットは危険を伴うので慎重に。
「太ってるかも・・・?」と思ったらぜひこの記事を最後までご覧ください!
子どもの肥満は将来死亡リスク大

子どもの肥満は世界中で増加傾向にあり問題にされています。
スウェーデンの研究によると、小児期の肥満は成人してから不安やうつ病、早死のリスクが上昇し、肥満の子どもはそうでない子供に比べて成人してからの死亡リスクも3倍高くなるそうです。
子どもの肥満を放っておくと、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病に繋がる可能性が高く、将来的に心筋梗塞や脳卒中になる恐れもあります。
小児期に肥満になることで考えられるリスクをまとめました。
高血圧症、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、睡眠時無呼吸症候群、動脈硬化、肝障害、運動機能の障害 など
精神的(社会的)問題
自尊心の低下、うつ病、いじめによる不登校 など
肥満気味な子どもにやってしまいがちな親の行動

子供が肥満になる主な原因は【食べ過ぎ】と【運動不足】です。
甘いおやつや飲み物、糖質や脂質が多い食べ物ばかりを食べ摂取カロリーが通常よりも多くなります。そして家で遊ぶ子供が多くなっていることから現代の子どもの肥満は増え続けているのです。
多くの大人がダイエットで行っている食事制限、糖質制限、ハードな運動は子どもの場合は特におすすめしません。つらいダイエットがストレスになり余計太ったり、栄養失調になる可能性が高いからです。
基本的な子どものダイエットの仕方として
・生活習慣を整える
・身体を動かすようにする
・食事メニューの見直し
これを徹底することで肥満を予防・改善することができます。
毎日早寝早起きし、3食きちんととれば間食が増えたりすることは無くなります。親子で身体を動かす遊びを取り入れるなど楽しみながら体を動かす環境を作ってあげましょう。
そして、太りやすい食事をしてしまっている場合は食生活の見直しをする必要があります。
また、親がこのような行動をとっている場合は肥満になる可能性が高いので注意してください。
・要求に応じて食べ物を与える
・今食べられない物を見せてストレスを与える
・肉、揚げ物など子どもの好きなものしか作らない
・家の中ではいつでも食べるものが手に届く状態にある
下記のように小さいころから食事のルールを決め教えておくことも肥満を防ぐのに役立ちます。
・大皿に盛らずそれぞれの食器に分けて自分の食べる量を教える
・食事の時間、おやつの時間を決めそれ以外の時間は食べないものだと教える
食生活を工夫して痩せさせる!

子どもの肥満を防ぐためには食事に気を遣うことが必要になってきますが、具体的にどのような方法をとれば良いのかをお話ししていきます。
①早食い・ながら食べをさせない
テレビを見ながらの食事、早食いは満腹感を感じにくくなりつい多く食べてしまいます。食事に集中させ、よく噛んで食べることで満腹感を感じるので食べ過ぎを防ぎます。
大皿に盛るとそれを全部食べてしまうのでそれぞれの食器にあらかじめ盛り付けておくのがおすすめです。
②飲み物をジュースから水やお茶にする
砂糖が多く入っているジュースはコップ1杯でかなりカロリーが高めになります。
食事の時はお水やお茶を飲ませるのがおすすめです。
③食感のある食べ物を食べさせる
歯ごたえのある食材を料理にとり入れると噛む回数が自然と増えるので子どもが満足感を感じやすくなります。
④栄養バランスを考える
炭水化物は子どもにも必要なエネルギーですが、必要以上に食べてしまうと太る原因になります。
低カロリーなおかずを多めに作ることでストレスなく白米の量を減らすことができます。
子どもが喜ぶダイエットレシピとして、豆腐ハンバーグを紹介します♪
♦豆腐ハンバーグ(3~4人分)
鶏ひき肉 150g
木綿豆腐 200g
サラダ油 大匙1/2
バター 10g
(A)
玉ねぎみじん切り 1/2個
塩・胡椒 少々
片栗粉 大匙1
(B)
みそ 大匙1
酒 大匙1
みりん 大匙1
水 大匙1
①豆腐をキッチンペーパーに包み重石をして水気を切る。
②ボウルにひき肉と①を入れてよく混ぜ、(A)を加えて混ぜ、丸める。
③フライパンにサラダ油を熱して②を入れ、蓋をして片面を3~4分ずつ焼いて器に盛る。
④フライパンに(B)を入れ、煮立ったらバターを入れ溶かし、③にかける。
まとめ

子どもがたくさん食べてくれるのは親としても嬉しいですよね!
でも、食べ過ぎが原因で肥満になってしまうと、将来重大な病気になりかねないので子どもの代わりに親が食生活を管理し見守ることが大切です。
つい子供に言われるがままおやつを際限なくあたえてしまっていたり、甘いもの・脂っこいものばかり食べさせていないか考えてみましょう。
過度な食事制限など無理なダイエットは子どもに必要ありませんが、基本的な生活習慣、食生活で肥満は予防・改善できるのでぜひ今回紹介した方法を試してみてください!